苦瓜(ゴーヤ)のぬか漬け

【夏場:半日~ 冬場:1日~】
塩もみ】【下茹で

 

おとなのぬか漬けだ。

ゴーヤ特有の苦みが好きな人には向くが、苦手な人には向かない。わが家では、わたし以外は食べない。

妻などは上司から家庭菜園の朝採れゴーヤを定期的にもらってくるくせに、ぬか漬けもチャンプルもめったに口にしない。むろん、非常に美味でありました、という謝意表明には余念がない。まったく会社員の鑑である。

半分に切ってわたをとり、そのまま漬けこめば、半日で食べられる。日本酒によく合う。

苦瓜(ゴーヤ)の漬け方

ゴーヤを洗う ゴーヤの種抜き ゴーヤをぬか床へ ゴーヤのぬか漬けのできあがり
1.ゴーヤをよく洗う。
2.わたと種をかきだす。
3.ぬか床へほうりこむ。
4.半日待てば食べられる。
ぬか漬けの取り出し方
ぬか漬けが最もうまいのは、ぬか床からひきあげてすぐだ。とりだしたら、水道水でさっと洗って、切って、即刻「いただきまーす!」――こいつが基本。

  • 野菜をぬか床へ入れる時刻 = 食事開始時刻 - 漬け時間

という、“ぬか漬けの定理” を頭に入れておこう。

ぬか床の野菜をとりだす際は、ちょっとワクワク。取り出し方で、ぬか漬けのうまさは変わるもの。

  1. 野菜についているぬかは、しごいて容器へ戻す。
  2. さっと水洗い。ぬかの栄養分を落としすぎない。つまり洗いすぎない。
  3. 食べやすいサイズにカット。見た目も大切。料理は目で楽しむ。
  4. お皿に盛りつける。