小松菜のぬか漬け

【夏場:6時間~ 冬場:半日~】
【塩もみ】【下茹で

 

野沢菜に似ている、と聞いていたけれど、似ているどころの話でない。食感といい、味わいといい、野沢菜とうりふたつ。

漬ける際は、塩もみが必要だけれど、手間をかける値打ちはある。

夕飯時、なにもいわず食卓に乗せておいたら、「野沢菜、買ったの?」「ひさしぶり。おいしーい」「スーパー? 生協? オイシックス?」と矢継ぎ早に質問が飛んできた。

「パパの手製」といったら、妻と娘が「おおっ」とうなり声をあげた。

ふふふ。

小松菜(こまつな)の漬け方

小松菜 小松菜に塩をふる 小松菜を絞る ぬか床に入れる
1.新鮮な小松菜。冷蔵庫でしなびているものでも大丈夫。
2.洗ってから、塩をふって3分くらい置く。
3.しっかりと絞って、水気を抜いてやる。
4.ぬか床へ漬ける。夏は6時間でOK。
ぬか漬けの取り出し方
ぬか漬けが最もうまいのは、ぬか床からひきあげてすぐだ。とりだしたら、水道水でさっと洗って、切って、即刻「いただきまーす!」――こいつが基本。

  • 野菜をぬか床へ入れる時刻 = 食事開始時刻 - 漬け時間

という、“ぬか漬けの定理” を頭に入れておこう。

ぬか床の野菜をとりだす際は、ちょっとワクワク。取り出し方で、ぬか漬けのうまさは変わるもの。

  1. 野菜についているぬかは、しごいて容器へ戻す。
  2. さっと水洗い。ぬかの栄養分を落としすぎない。つまり洗いすぎない。
  3. 食べやすいサイズにカット。見た目も大切。料理は目で楽しむ。
  4. お皿に盛りつける。