へたとしっぽを切り落としたら、縦に2~4つ割りにして漬ける。塩もみはしなくていい。
「人参は漬かりが遅い。2日漬けなさい」と市販ぬかの袋に書いてあったから、真に受けて最初そのとおりにした。夏だった。
娘がひとくち食べて、梅干しでも食ったような顔をした。
しょっぱすぎたのである。
夏は半日から1日、冬は1~2日で食べられる。
わが家の面々は、ニンジンはそのままスティック状にして、マヨネーズか塩をつけて食すのが一番うまいという意見。あくまで好みであるが。
人参(ニンジン)の漬け方
1.よく洗って、縦半分か4つ割りにして漬ける。皮はむかない。 | 2.夏は半日、冬は丸1日漬ける。 | 3.ぬか床からとりだして、さっと水洗いしたらすぐ食す。 |
ぬか漬けの取り出し方
ぬか漬けが最もうまいのは、ぬか床からひきあげてすぐだ。とりだしたら、水道水でさっと洗って、切って、即刻「いただきまーす!」――こいつが基本。
- 野菜をぬか床へ入れる時刻 = 食事開始時刻 - 漬け時間
という、“ぬか漬けの定理” を頭に入れておこう。
ぬか床の野菜をとりだす際は、ちょっとワクワク。取り出し方で、ぬか漬けのうまさは変わるもの。
- 野菜についているぬかは、しごいて容器へ戻す。
- さっと水洗い。ぬかの栄養分を落としすぎない。つまり洗いすぎない。
- 食べやすいサイズにカット。見た目も大切。料理は目で楽しむ。
- お皿に盛りつける。