キャベツのぬか漬け

【夏場:6時間 冬場:半日~】
塩もみ】【下茹で

 

外側の葉は汚れていることが多いし、農薬もついているから、わたしははいで捨てる。それを4つ切りにして、ぬか床へそのまま投入。夏場なら5~6時間で食べられる。

漬かりが浅い場合は、外側の葉からはいで食べる。

容器が小さい場合、葉を1枚ずつはいで漬けてもいい。ただ、これだとぬか床からひきあげる際に1枚1枚ぬかを落とすのが面倒だ。3リットルの容器に漬けるときは、わが家ではひと玉を8分の1にカットして漬けるようにしている。

1人分だとこれくらいがちょうどいい大きさ。

とりだしたキャベツは、しょうゆと七味唐辛子を少しだけかけて食べる。これがうまい。ごはんが進む。

縦に細く切ってやると、肉料理や魚料理のつけあわせにぴったり。ザワークラウト(ドイツの代表的な発酵食品)のようである。

ぬか漬けの取り出し方
ぬか漬けが最もうまいのは、ぬか床からひきあげてすぐだ。とりだしたら、水道水でさっと洗って、切って、即刻「いただきまーす!」――こいつが基本。

  • 野菜をぬか床へ入れる時刻 = 食事開始時刻 - 漬け時間

という、“ぬか漬けの定理” を頭に入れておこう。

ぬか床の野菜をとりだす際は、ちょっとワクワク。取り出し方で、ぬか漬けのうまさは変わるもの。

  1. 野菜についているぬかは、しごいて容器へ戻す。
  2. さっと水洗い。ぬかの栄養分を落としすぎない。つまり洗いすぎない。
  3. 食べやすいサイズにカット。見た目も大切。料理は目で楽しむ。
  4. お皿に盛りつける。